こんにちは。
冬になると家庭や学校、職場などで活躍するのが暖房器具。
小学生のころ、親や先生にストーブつけたら換気するよう言われてたのを、今
でも思い出します。
当時は「なんでせっかく暖かくなったのに。。。」と不満に感じていました(笑)
自動車の暖房は、エンジン冷却水の熱を利用したヒーターなので、特に換気
の必要はありません。
暖かくなると眠くなるので、眠気覚ましに換気するのは効果的ですけどね~
今日の入庫事例は、眠くも暑くもないのに強制的に風が吹き込む、パワーウイ
ンドウの修理をご紹介します!
O様の愛車、アウディA3。
夕方、後部座席に乗っていた娘さんが、窓を開けようとスイッチ操作すると
「バチン!」と大きな音がして、窓が動かなくなったそうです。
何度かスイッチを操作していると、窓ガラスが「ストーン」と下まで。。。
もうここまでのお話しを聞くだけで、車屋なら故障個所が予測出来ます。
そう、窓ガラスを上下しているワイヤーかレギュレーターの破損でしょうね。
とりあえずドアライニングを外し、原因の確認をしましょう!
外してもいないのにワイヤーがだらーんと垂れています。
赤丸で囲まれたところがワイヤーを巻き取る部分です。
モーター自体は問題なさそうなので、レギュレーターの交換が必要です。
入庫したのが夕方だったので、部品が届くまでの間、応急処置をします。
この寒い時期に窓全開とか、まさに地獄ですよね~
当然動かすことは厳禁ですが、ガラスを一番上まで持ち上げ固定します。
明日から天気が崩れる予報ですが、これで一安心。
修理前提での作業を頂いたので、今回の作業費は0円でした☆